スタッフブログ
2023年12月25日
日進赤池B棟 構造について
日進赤池B棟も上棟が終わり着々と工事が進んでおります。
当社の物件は耐震等級3を取得しておりますのでお客様には
ご安心していただけると思います。
先日ご案内したお客様に質問を受けました。
その内容は『耐震等級3と耐震等級3相当』の違いについてです。
耐震等級3と認められるためには、「評価機関」に申請し検査を受けて
合格する必要があり、お金も当然にかかります。
耐震等級3相当とは、耐震等級3に相当する性能はあると思われるが
評価機関への申請をしておらず、認定を受けていないのです。
そのため、証明書が無く建物を建てた建築会社しか耐震性能がわかりません。
当然に耐震等級3のメリットも受けることができないのです。
【耐震等級3のメリット】
・地震保険の金額が約半額になる。
・地震に強い家(耐震等級1の1.5倍)のため安全。
・売却するときに買主が安心できる
【耐震等級3のデメリット】
・申請費や構造にお金がかかる。
・間取に制限がある
現地写真ですが耐震性を高めるため、多くの筋違(斜めの木材)が入っております。
当社の建物は省令準耐火構造増になっておりますので
火災保険料も一般的な木造住宅、耐震等級無し(耐震等級3相当を含む)と
比較すると瑕疵保険料が約半額になるのです。
火災保険は住宅ローンを組んでいる間は必ず入らないといけない為、
耐震等級3と耐震等級3相当では大きな金額差になります。
この日はとても寒かったのですが電気業者が配線工事を行っておりました。
ベテランの職人なので安心して任せられます。
構造が見られるタイミングは少ないので宜しければ是非ご予約ください。
また、日進赤池A棟も年明け、1月中旬頃に建物が完成し、外構工事にはいっていきます。
いのうえ住宅産業 中野