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住宅のまめ知識(コラム)

2025年09月04日

【おしゃれな北欧風の家】後悔しない!失敗しないノルディックスタイルの間取り

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1.はじめに:ノルディックスタイル住宅の魅力と記事の目的

「北欧風の家」と聞いて、どんなイメージをお持ちでしょうか。シンプルでありながら温かみがあり、自然と調和した居心地の良い空間を想像される方が多いかもしれません。まさにそれが、ノルディックスタイルの魅力です。
ノルディックスタイル住宅は、厳しい冬を快適に過ごす知恵から生まれた、機能性とデザイン性を兼ね備えた住まいです。

●魅力的な特徴
・光をたっぷり取り込む明るさ
・木材などの自然素材の温もり
・シンプルで飽きのこないデザイン
・暮らしやすさを考えた機能性

近年、日本でもその魅力に惹かれ、ノルディックスタイルを取り入れた家づくりを検討される方が増えています。しかし、「イメージ通りにできるか不安」「失敗しないためには何に注意すればいい?」といった疑問や悩みをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、理想のノルディックスタイル住宅を実現するために、特に「間取り」に焦点を当て、失敗しないための考え方やポイントを詳しくご紹介します。

2.ノルディックスタイルの基本を押さえる


シンプルさと機能性を追求したデザイン
ノルディックスタイルの住宅デザインは、「シンプルさ」と「機能性」を核としています。装飾を最小限に抑え、無駄のない美しいラインを追求することで、空間全体に洗練された印象を与えます。

●シンプルなデザイン:
・ 直線的なラインを多用
・ 装飾的な要素を排除
・ 建材そのものの美しさを活かす

また、デザインの美しさだけでなく、暮らしやすさという機能性も非常に重視されます。


このように、シンプルで美しい見た目の中に、日々の生活を豊かにするための工夫が凝らされているのが、ノルディックスタイルの大きな特徴と言えます。

自然素材を活かした心地よい空間

ノルディックスタイルの家づくりでは、自然素材をふんだんに使うことが特徴です。木材、石材、リネンやコットンといった天然繊維などが代表的です。これらの素材は、見た目の美しさだけでなく、調湿性や肌触りの良さなど、機能的な側面も持ち合わせています。
例えば、床材に無垢フローリングを選ぶと、冬は暖かく、夏はサラリとした感触が得られます。壁の一部に塗り壁材や木材パネルを使うことで、温かみのある表情が生まれます。
自然素材を取り入れることで、家の中にいながらにして自然を感じられる、リラックスできる空間が実現します。

●主な自然素材の例:
・ 木材(床、壁、天井など)
・ 石材(キッチンカウンター、壁など)
・ 天然繊維(カーテン、ラグなど)

これらの素材は時間と共に風合いが増し、愛着の湧く空間となるでしょう。素材選びの際には、耐久性やメンテナンス性も考慮すると良いでしょう。

光と色彩の取り入れ方

ノルディックスタイル住宅では、光と色彩が重要な役割を果たします。日照時間の短い北欧の気候に対応するため、自然光を最大限に活用し、明るく心地よい空間を作り出す工夫が凝らされています。

【光の取り入れ方】
● 大きな窓や天窓の設置
● 反射率の高い白い壁や天井
● ガラス素材や鏡の活用
これらの要素で、室内全体に光を行き渡らせ、開放感を生み出します。

【色彩の使い方】
基本となるのは、白やライトグレーといったニュートラルカラーです。これに、木材の自然な色合いや、アクセントとして以下のような色を取り入れます。


これらの色彩を、壁の一部、家具、テキスタイル(カーテンやクッション)などで効果的に使用することで、シンプルながらも豊かな表情を持つ空間が完成します。光と色彩のバランスが、ノルディックスタイル特有の穏やかで洗練された雰囲気を創り出すのです。


北欧の暮らしの哲学「ヒュッゲ」とは

ノルディックスタイルの家づくりを考える上で、欠かせないのが北欧の暮らしの哲学「ヒュッゲ(Hygge)」です。これは単なるスタイルではなく、心地よさや幸福感を大切にするデンマーク発祥の概念です。
ヒュッゲを体現する空間は、以下のような要素で構成されます。

● 温かみのある照明(キャンドルや間接照明など)
● 肌触りの良いテキスタイル(ブランケットやクッションなど)
● 自然の要素(観葉植物や木材など)
● 大切な人との団らんや一人でリラックスできる時間

ヒュッゲの考え方は、家という物理的な空間だけでなく、そこで過ごす時間や心のあり方にまで及びます。例えば、家族で囲む食卓、友人と語らう時間、暖炉の火を眺めるひとときなどがヒュッゲな時間と言えるでしょう。
このように、ノルディックスタイルの家は、デザイン性だけでなく、「ヒュッゲ」な暮らし、つまり家族が心身ともにリラックスし、満たされた時間を過ごせる場所であることを目指しています。間取りを考える際も、このヒュッゲの精神を意識することが、より快適で愛着の持てる住まいを実現する鍵となります。

3.失敗しないノルディックスタイルの間取りの考え方

開放的で明るいリビング・ダイニングのプランニング

ノルディックスタイルのリビング・ダイニングは、家族が自然と集まる開放的で明るい空間であることが重要です。壁や間仕切りを極力減らし、一体感のある設計を心がけましょう。

●空間の繋がり: キッチン、ダイニング、リビングをワンフロアに配置することで、広々とした印象を与え、家族間のコミュニケーショ ンを円滑にします。
●ゾーニング: 家具の配置やラグなどを用いて、それぞれの空間の役割をゆるやかに区別します。
●天井高の確保: 天井を高くしたり、勾配天井にしたりすることで、縦方向への広がりが生まれ、より開放感が得られます。


採光や通風を考慮した窓の配置と組み合わせることで、一年を通して快適で心地よいリビング・ダイニングを実現できます。家具の配置も事前に検討し、生活動線をスムーズに保つことも大切です。

自然光を最大限に活かす窓の配置とデザイン

ノルディックスタイルの家では、自然光の取り入れ方が非常に重要です。日照時間が短い北欧の知恵を活かし、室内を明るく快適に保つための窓計画を立てましょう。

●窓の配置:
・南向きの大きな窓:日中の光を効率的に取り込みます。
・高窓や天窓:部屋の奥まで光を届け、開放感を演出します。
・東西の窓:朝日や夕日を室内に優しく導きますが、夏の日差し対策も考慮が必要です。
●窓のデザイン:
・シンプルでフレームの少ないデザイン:光を遮らず、外の景色との一体感を高めます。
・トリプルガラスなど高断熱窓:断熱性能を高め、冬でも暖かく保ちます。
・ブラインドやカーテン:光量の調整やプライバシー確保に役立ちます。

窓の大きさや配置は、部屋の用途や方位、周囲の環境に合わせて慎重に計画することが大切です。採光計算なども行い、一年を通して快適な明るさを確保できるデザインを検討しましょう。

スッキリ暮らすための収納計画のコツ
ノルディックスタイルでは、シンプルで開放的な空間を保つことが重要です。そのため、徹底した収納計画が欠かせません。物が溢れると、せっかくの心地よい空間が台無しになってしまいます。
主な収納計画のコツは以下の通りです。

●使う場所」に「使う物」を収納する:
・キッチン:調理器具、食器
・玄関:靴、コート、アウトドア用品
・リビング:本、リモコン、ブランケット
●見せる収納と隠す収納を使い分ける:
・お気に入りの雑貨はオープンシェルフに
・生活感の出るものは扉付き収納や引き出しに
●デッドスペースを有効活用する:
・階段下収納
・壁面収納(造作家具も検討)
・床下収納

特に、壁面を有効活用した造作収納は、空間に馴染みやすく、スッキリとした印象を保つのに役立ちます。また、衣類はウォークインクローゼットやファミリークローゼットに集約すると、各部屋が片付きやすくなります。


計画段階で、ご家族の持ち物の量や種類、ライフスタイルを考慮し、必要な場所に適切な容量の収納を設けることが、スッキリとした心地よいノルディックスタイルを実現する鍵となります。

効率的な生活動線と機能性

ノルディックスタイルの家では、シンプルで機能的な暮らしを重視します。そのため、間取りにおいては効率的な生活動線を確保することが非常に重要です。無駄な動きをなくし、家事や日常生活がスムーズに行えるように計画しましょう。

効率的な動線のポイント
●家事動線: キッチン→洗面所→浴室、キッチン→パントリー→ダイニングなど、家事の連動性を考慮した配置。
●生活動線: 玄関→リビング、各個室へのアクセスなど、家族の動きやすさを意識した配置。
●回遊性: 複数の部屋を通って行き来できる回遊性のある間取りは、家事効率を高め、空間に広がりを感じさせます。
例えば、以下のような計画が考えられます。

例えば、以下のような計画が考えられます。


また、各空間の機能性を明確にし、家具の配置まで想定してコンセントやスイッチの位置を決めることも、快適な暮らしに繋がります。

家族構成やライフスタイルに合わせた個室の設計
ノルディックスタイルでは、個室もシンプルさと機能性を重視します。家族構成やライフスタイルに合わせて、フレキシブルに使える空間を計画することが大切です。
例えば、
●小さなお子様がいる場合:
 ・リビング近くにキッズスペースを設ける
 ・将来間仕切り可能な子供部屋
●テレワークが多い場合:
 ・独立したワークスペースや書斎
 ・リビングの一角に設ける場合、集中できる工夫
●趣味の部屋:
 ・収納と作業スペースを確保

個室の配置や広さを検討する際は、以下の点を考慮しましょう。


個室も全体のデザインとの調和を意識し、シンプルながらも居心地の良い空間を目指しましょう。

4.間取り以外でノルディックスタイル住宅の快適性を高めるポイント


高い断熱・気密性能の重要性
ノルディックスタイル住宅では、高い断熱性能と気密性能が非常に重要です。厳しい冬を快適に過ごす北欧の家を参考に、日本の気候風土に合わせた高性能な家づくりを目指しましょう。

●断熱性能: 外気温の影響を受けにくくし、室内の快適な温度を保ちます。冷暖房効率が向上し、省エネにもつながります。
●気密性能: 隙間を減らし、計画通りの換気を可能にします。これにより、室内の空気質を良く保ち、結露の発生を抑制できます。

具体的には、壁、屋根、床下への適切な断熱材の使用や、窓の性能アップが挙げられます。


これらの性能を高めることで、夏は涼しく冬は暖かい、一年を通して快適な居住空間が実現し、ノルディックスタイル特有の居心地の良さをより一層高めることができます。

居心地の良い空間を創る照明計画

ノルディックスタイルの家では、照明が居心地の良さを大きく左右します。北欧の長い冬を快適に過ごす知恵から生まれた、温かく柔らかな光を取り入れることが重要です。

照明計画のポイント
●多灯分散照明: 一つの強い照明ではなく、複数の光源を組み合わせて空間に奥行きと陰影を与えます。
●暖色系の光: 電球色など、温かみのある色温度の照明を選び、リラックスできる雰囲気を作ります。
●自然光との調和: 昼間は自然光を最大限に活かし、夕方以降は人工照明が自然に溶け込むように配置します。

具体的な照明の種類(例)


ダウンライトのみに頼らず、スタンドライトやブラケットライトなどを効果的に配置することで、柔らかな光が部屋全体を包み込み、より「ヒュッゲ」を感じさせる空間が生まれます。調光機能付きの照明を選べば、時間帯やシーンに合わせて光の強さを調整でき、さらに快適性が高まります。

内装材・建材選びの注意点とメンテナンス
ノルディックスタイルでは、自然素材を多用し、心地よい空間づくりを目指します。内装材や建材選びでは、以下の点に注意しましょう。

●素材の質感と耐久性:
 ・無垢フローリングや木製パネルなど、温かみのある自然素材が基本です。
 ・お手入れのしやすさや耐久性も考慮して選びましょう。
 ・水回りはタイルや水に強い素材を選ぶなど、場所に応じた選択が必要です。
●メンテナンス:
 ・自然素材は経年変化も魅力ですが、定期的なメンテナンスが必要です。
 ・フローリングのワックスがけや壁の拭き掃除など、素材に合ったお手入れ方法を確認しておきましょう。
 ・適切なメンテナンスで、美しさを長く保つことができます。


素材選びと適切なメンテナンスは、ノルディックスタイル住宅の居心地の良さを維持するために非常に重要です。

家具やインテリアとの調和

ノルディックスタイル住宅では、間取りだけでなく、家具やインテリアの選び方も非常に重要です。空間全体の統一感と心地よさを高めるために、以下の点を意識しましょう。

●素材感の統一: 無垢材やウール、リネンといった自然素材の家具やファブリックを選ぶと、空間に温かみと柔らかさが生まれます。
●控えめなデザイン: シンプルで機能的なデザインの家具が、空間の広がりを感じさせ、スッキリとした印象を与えます。装飾過多なものは避けましょう。
●色彩のバランス: ベースカラー(白、グレー、ベージュなど)に、アクセントカラー(ブルー、グリーン、イエローなど)を効果的に取り入れるのがポイントです。

例えば、以下のような組み合わせが考えられます。


照明器具やアートなども、全体の雰囲気に合わせて選ぶことで、より完成度の高いノルディックスタイルを実現できます。間取りと合わせてトータルコーディネートを考えることが、理想の空間づくりにつながります。

5.ノルディックスタイルで家を建てる際の注意点

予算計画とコストに関する考慮事項

ノルディックスタイルの家づくりを進める上で、後悔しないためには事前の予算計画が非常に重要です。特に、自然素材の使用や高い断熱性能の確保は、一般的な住宅よりもコストがかかる場合があります。

考慮すべき主な点:
●建材・素材の選択: 無垢材や高性能サッシなど、質の高い素材は初期費用が高くなる傾向があります。
●断熱・気密性能: 高い性能を追求すると、その分工事費が増加します。長期的な光熱費削減効果と合わせて検討しましょう。
●デザイン・仕様: シンプルに見えても、ディテールにこだわるとコストアップにつながることがあります。


これらの項目を詳細に洗い出し、全体の予算を明確にすることが大切です。また、予期せぬ追加費用に備え、ある程度の予備費を見込んでおくことも賢明です。信頼できる施工会社と密に連携し、見積もりの内訳をしっかり確認しましょう。

信頼できる施工会社・設計事務所の選び方

ノルディックスタイル住宅の実現には、そのデザインや思想を理解している専門家選びが非常に重要です。後悔しない家づくりをするために、以下の点に注意して選びましょう

●実績と経験:
ノルディックスタイルや自然素材を使った住宅の建築実績が豊富かを確認します。過去の事例を見せてもらうのが良いでしょう。
●デザインと価値観の共感:
あなたの理想とするノルディックスタイルのイメージを共有し、共感してくれる会社や設計士を選びましょう。デザイン事例や考え方を聞いてみてください。
●コミュニケーション能力:
希望や疑問点を丁寧に聞き、分かりやすく説明してくれるかどうかも大切です。密な連携が取れるか見極めましょう。

具体的な確認ポイントを表にまとめました。


複数の候補から、これらの点を比較検討し、安心して任せられるパートナーを見つけることが、理想のノルディックスタイル住宅への第一歩となります。

6.まとめ:理想のノルディックスタイル住宅を実現するために

ここまで、ノルディックスタイルの基本から、失敗しない間取りの考え方、快適性を高めるポイント、そして家づくりの注意点について解説してきました。
シンプルで機能的、そして心地よいノルディックスタイルの家は、日々の暮らしを豊かにしてくれます。この記事が、あなたの家づくりの一助となれば幸いです。



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