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住宅のまめ知識(コラム)

2024年12月27日

【ダウンライト配灯計画】照明で住宅を演出!間違えないための照明選びや配置とは

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【ダウンライト配灯計画】照明で住宅を演出!間違えないための照明選びや配置とは


お部屋のインテリアを色々と考えるのは楽しいですよね。
テーブルやラグをどんなデザインの物にしようか。カーテンの柄も、お部屋の家具とトーンを揃えて…など。ご自身の好きな空間を彩る作業は想像するだけでワクワクする方も多いのではないでしょうか。

そんなステキなインテリアの決め手として、照明の存在も忘れてはいけません。照明がそのお部屋の印象を決定すると言っても過言ではないのです。
他のインテリアと異なり、簡単に交換ができない照明。導入前に、しっかりと考えて決めていきたいものです。


そんなインテリアを彩る大切なアイテムとして、今回は照明を取り上げたいと思います。
さらに、照明の中でも最近人気であり主流となっている「ダウンライト」にスポットをあててご紹介します。

ダウンライトとは?

まずは「ダウンライト」とはどのような照明であるか、ご紹介します。
ダウンライトとは、天井に埋め込まれた直径50~100mmの照明器具になります。
天井に埋め込まれている状態のため、圧迫感が無くすっきりとした空間演出をしてくれる照明器具です。最近のスタイリッシュなデザイン住宅では、このダウンライトが用いられていることが多く、人気を集めています。

ダウンライトは1灯で1~2畳ほどの明るさしか灯せないため、本来であればリビングやダイニングなどの広い空間を照らす照明には適していません。
今までは、そのような広い空間を照らす照明は「シーリングライト」が主流でしたが、最近ではダウンライトを複数個併用することで、メイン照明として活用するお宅が増えています。

実はダウンライトにも種類がある

上記でダウンライトの概要についてご紹介しました。
一言でダウンライトと言っても、実はいくつか種類があるのです。
ダウンライトの種類について、下記でご紹介します。


ダウンライトの種類① ベースダウンライト

もっともポピュラーなダウンライトがこの「ベースダウンライト」です。
電球を取り付ける内部箇所(コーン)が白色で、その白色が電球の光を拡散します。

電球は交換できるタイプと埋め込み式のタイプがあります。どちらのタイプも、現在は電源がLEDタイプが主流です。

ダウンライトの種類② グレアレスダウンライト

コーンが鏡面状になっているグレアレスライトは、まぶしさを軽減させたダウンライトです。
グレアレスの「グレア(glare)」は”まぶしさ”という意味で「レス(less)」は”少ない”、つまりグレアレスは”まぶしさがより少ない”という意味になります。

先程ご紹介したベースダウンライトと比べると、広角的に広く照らすというよりは絞った箇所を照らし、その周りは優しくふんわりと照らす…という特徴があります。
また、不快なまぶしさを発生しにくいという点もグレアレスダウンライトの特徴です。



ダウンライトの種類③ ユニバーサルダウンライト

ユニバーサルダウンライトとは、電球部分の角度を変えることができるダウンライトになります。
焦点をあてたい作品などに用いられることが多く、美術館などで見かけることが多いダウンライトです。
役割的にはスポットライトと似ていますが、天井にはめ込まれているのでスッキリとした印象で、焦点をあてる対象物を邪魔することがありません。


ダウンライトを配置する場合のポイントとは?

ダウンライトをリビングなどの広い空間に設置するためには、いくつかのポイントに注意していただく必要があります。
ここでは、リビングでダウンライトを利用する際のポイントについてご紹介します。

リビングに設置する際のポイント① 植え込み穴のサイズに注意!

ダウンライトは天井に穴をあけて埋め込む照明ですが、この穴のサイズによって印象が異なります。
一般的には100mmタイプを採用することが多く、100mmタイプの場合は全体を広く明るく照らしてくれます。
一方、50mmや75mmタイプの場合には、圧迫感が無くよりスッキリとした印象を与えます。

スタイリッシュでスッキリとした空間演出を検討されている場合には、50mmまたは75mmタイプがオススメです。ただし、穴が小さい分明るさが落ちてしまいますので、設置数と場所は慎重にご検討ください。

明るいリビングが良いという方は、100mmタイプをオススメいたします。

リビングに設置する際のポイント② 設置する数は少なく整列させる

せっかくダウンライトを採用して天井をすっきり見せようとしても、無駄に数が多かったり配置がバラバラだったりすると、天井が散かったように見えてしまいすっきりとした印象からはかけ離れてしまいます。

ダウンライトの設置場所は、実際に家具を置くことも想定として、必要な場所をきちんと照らすように配置を検討しましょう。

リビングに設置する際のポイント③ 「調光タイプ」がオススメ

リビングは家族が集う場所です。家族それぞれが好きな状態でリラックスして過ごす場所ですから、様々なシーンが想定される場所でもあります。
集まって家族団らんを楽しんだり、食事をしたり、映画を見る時にはシアタールームの役割になったり。

その様な様々なシーンで活用するリビングは、シーンに合わせて照明演出ができる「調光タイプ」がオススメです。
光の明るさを調整することができる調光タイプは、リモコンで簡単に光の強弱を調整することができます。商品によっては「柔らかい光」「目に優しい光」など、光の色合いなども変更可能です。

リビングに設置する際のポイント④ 他の照明と組み合わせて立体的な空間演出を

ダウンライトだけでは単調な照明になりますが、ペンダントライトやウォールライトなどと併用すると、さらに味のある空間演出ができます。
また、ダウンライトだけでは明るさ的に足りない場合など、他のライトと併用して明るさを補うこともできます。
インテリアとして活用できるデザイン性の高い照明であれば、さらにオシャレな空間を演出することができますね。

リビングに設置する際のポイント⑤ スポットライトとしての活用

リビングに飾った絵画を照らすなど、ダウンライトは全体を照らすだけではなくスポットライトとして一点に焦点をあてた照明として活用することもできます。
別にスポットライト専用照明を用いるよりも、他の家具やインテリアの邪魔になること無く活用することができます。

ダウンライトをスポットライトとして活用する場合、ユニバーサルタイプがオススメです。
真下を照らすのではなく、壁側に角度をつけて照らすことができます。

ダウンライトの配灯照明で気を付けるべきポイントとは?

上記でダウンライトをリビングに設置する場合のポイントをご紹介しました。
では逆に、注意すべきポイントについても知っておきましょう。
ダウンライトを設置する際に注意すべきポイントをご紹介します。

<ダウンライトを設置する際に注意すべきポイント>
● 不用意に部屋の四隅にダウンライトを設置しない
● ダウンライト同士を話し過ぎない
● ダウンライトの配列は揃える

部屋の隅は家具やエアコンなどが設置されることが多く、照明で照らす必要が無い箇所であることが多いのです。
ダウンライトの配置は実際に家具などを設置したことを前提として検討していきましょう。

ダウンライトは複数でひとつの灯りとして活用されます。ひとつだけでは天井照明としての役割としては弱いのです。
ダウンライト同士を離し過ぎてしまうと、照明としての役割には灯が物足りない状況になってしまいますので、離し過ぎないように注意しましょう。

最後にダウンライトの配置です。
先でもご紹介しましたが、まだらに配置されたダウンライトは天井が散かってみえてしまい、せっかくスッキリとした印象のダウンライトの特徴を半減させてしまいます。
ダウンライトの配置は整列させるようにしましょう。


ダウンライト配置例

では、実際にダウンライトの配置例についていくつかご紹介します。

ダウンライト配置例① 大きな窓や関節照明を活用して、ダウンライトの数は最小限に

明るいリビングが良いから…と言って、ダウンライトを無造作にたくさん設置することは、せっかくのダウンライトの特徴である「スッキリとした」印象を損ねてしまいます。

例えば、リビングの中心部とかソファを置く場所など必要な場所に最小限のダウンライトを設置して、リビングの他の箇所は間接照明や自然光で補うのはいかがでしょうか。

リビングに通じる窓は大きめの窓を採用して、日中はリビング中心部まで自然光が届くように配慮するのも良いでしょう。または、天窓を設けるのも一つの方法です。
部屋の端や陰になる箇所には、間接照明やスタンドなどの補助的灯を明るさを補うのも良いでしょう。

ダウンライト配置例② ペンダントライトと併用

ペンダントライトは、お部屋のアクセントとしても強いインパクトがあります。
オシャレな空間作りの演出に一役買ってくれることでしょう。

このダウンライトを使って、明るくしたい場所を補います。
例えばダイニングテーブルの上はペンダントライトを用いて食事するスペースは明るく照らし、ダウンライトは全体を照らすように均等に配置するのはいかがでしょうか。

オープンキッチンでリビングと一体感のある間取りにはオススメです。

ダウンライト配置例③ ダウンライトは3灯配置を意識して

先にご案内した間接照明やペンダントライトとの併用ではなく、ダウンライトを中心にした配置を検討する場合、配置は「3灯配置」を意識していただくことをオススメします。


ダウンライトの配置に限らず、インテリアの中で同じものを並べる場合の基本は「3」になります。
複数個並べることを前提とした場合、2個はただ並べただけ…という印象が残ります。
3個以上並べることで、自然とデザイン的要素が加わります。店舗のディスプレイやインテリアなどでも用いられている手法ですので、これからは意識してみていただくのも良いでしょう。

ダウンライト配置例④ ダウンライトを目立たせない配置

デザイン性の高い天井として、掘り込み天井でその掘り込みラインに照明を埋め込んでしまう…という方法があります。
他にも、家の中心となる梁の中にダウンライトを埋め込んだり、システム天井にするなど。
ダウンライト自体では無く、そのダウンライトが埋め込まれている箇所の高いデザイン性でダウンライト自体を目立たせないという配置です。

この場合、他のインテリアとのバランスも考えた配置がより効果的となります。かなり上級者向け配置となりますので、間取りやインテリアも踏まえたトータル的なバランスを考慮しながら配置するようにしましょう。


まとめ

ダウンライトの配灯計画について、ご紹介しました。

ダウンライトは天井に穴をあけなければいけないため、「気に入らないから」と言って場所を変更しようとすると大幅な工事が必要になります。
そのため、ダウンライトの配置を考える際にはしっかりと考えて進めていただきたいと思います。

ダウンライトが設置されたリビングは、今っぽくてオシャレな空間が多いですよね。
きっと貴方の要望にもあう、ステキな空間を演出してくれることと思います。そのためにも、事前にしっかり考えて配置をご検討ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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